やっと

2005年8月29日
やっと終わりが見えてきました。
まだまだ残ってます。
でも、きっと終わらせます!
・・・・・夏休みの宿題の話です。

まだまだ宿題が残っているというのにゲームやってました。
しかもまた小説書いてました。
挙句の果てに今日お題をUPしました。
でも、後一個はUPしないと!
大体は書けているので見直しくらいです。
コレがある意味一番めんどくさい。
誤字脱字を修正したり、気に入らないところを消したり、思いついた分を書き込んだりとあるので。
見直し始める前と後では話がかなり変わってる、なんてことも珍しくないです。
コレで見直しっていえるんだろうか・・・・・。

鬼ごっこ〜ちょっぴり卑怯に行きましょう〜

「できそう?」
「ああ。やってやる。」
「大きさは中野くんに任せるから。」
「ああ。」
優太が軽く息を吸い、少しだけ後ろを見た。
「シン、お前持久走苦手なくせにこんなに走って大丈夫なのか?無理しないで休んでろよ!」
声をかけると、後ろの信一はむっとして声を張り上げた。
「このくらいの距離なんともねぇよ!ユータが相手だからって手は抜かねぇぞ!!」
「それはこっちの台詞だ!」
「ユータにも天然鉄面皮にも猫にもアルファ波発生器にも喧嘩馬鹿にも負けねぇからな!!」
大声で叫んでから、はっとして優太を見た。
「てめ、嵌めやがったな!」
全速力で走り、体力もそこそこ減ってきた頃に大声で叫んだりしたらどうなるか、彼は実践してようやく気が付いた。
乱れた呼吸を必死に整えようとするが、上手くいかない。
ペースがガクッと落ちた。
その後ろではすでに紅葉が止まって咳き込んでいた。
要は無表情のままペースを落とし、ゆっくり歩きながら呼吸を整える。
唯一元気に走っていた椿は、仲間を見て止まった。
一人で行っても捕まえるのは困難だと判断したのだろう。
「とりあえず負けか。」
ほんの僅かに乱れた呼吸を整え、呟いた。

「やっぱりおれは猫なのー?」
「僕は?ひょっとして喧嘩馬鹿?」
「いや、喧嘩馬鹿は俺だろ。久保はアルファ波発生器じゃねぇの?」
「天然鉄面皮って誰だ?」
「楓だろうな。それにしても、アルファ波発生器は初めて聞いたぞ。」
「褒めてるのかけなしてるのか解らねぇな。」
「多分褒めてるんじゃないか?他のに比べたら。」
「そうなのかなぁ?」
逃げ切った後、こんな会話が交わされていた事は五人だけが知っている。

続く。

次くらいに終わるかも

コメント