死因事典
2005年11月2日保険の授業で今、テーマごとに調べ学習をしています。
俺は男子Tと共に、「寿命」の中のサブテーマ「一日に何人くらいの人間が死ぬか」というのを調べているのです!
俺とTは分担して調べものをしています。
前回は俺が情報処理室、Tが図書室で調べ、今日は逆にしました。
前回は何も成果が出なかったんですけど、俺は今日、本日の日記タイトル「死因事典」を見つけ、借りました!
こっちの方がお互いに向いているのかなぁ。
んで、その「死因事典」を電車内で読みふけってました。
正面のカップルの視線なんて気にしてられませんよ。
今日は部活を堪能しました・・・・・。
すごろく・・・・というか、人生ゲーム作りをしてました。
なんか、すごいことになってます。
完成が楽しみです!!
では、すっかり忘れていた小説をどうぞ。
−BLUE−
白ばかりの部屋。
それが嫌になって、図書館に逃げ込んだ。
「何か、お探しですか?」
「ああ、ちょっとな。」
俺がそういうと、邪魔しないようにという配慮だろうか、周りがいっせいに何処かへ行った。
・・・・・切ない。
とりあえず、一応来てしまった以上、何か借りていこう。
心惹かれるタイトルの本でもあればいいんだけど。
色とりどりな本を眺める。
その中で、ある一冊の本が目に留まった。
タイトルは『冬の物語』というもの。
けど、俺が惹かれたのはそのタイトルじゃない。
その本の色。
真冬の空のような青。
それは友人の瞳の色と、よく似ていた。
その色に惹かれて、本を手に取る。
ああ、でも彼の色はもっと・・・・・・。
「おい、そこ邪魔だ。」
聞き覚えのある不機嫌な声。
それと同時に背中に軽い衝撃。
普段よりもずっと小さいそれは、きっと本に対する配慮だろう。
振り返ると、そこには不機嫌そうな顔の友人。
「リィン!」
「そこどけ。俺が取りてぇ本があるんだよ。」
彼らしい台詞に苦笑して、そっと彼の瞳を覗いた。
その瞳は、この本よりも強い青。
空よりも強い青。
終わり。
じゃあ、こんな感じで。
俺は男子Tと共に、「寿命」の中のサブテーマ「一日に何人くらいの人間が死ぬか」というのを調べているのです!
俺とTは分担して調べものをしています。
前回は俺が情報処理室、Tが図書室で調べ、今日は逆にしました。
前回は何も成果が出なかったんですけど、俺は今日、本日の日記タイトル「死因事典」を見つけ、借りました!
こっちの方がお互いに向いているのかなぁ。
んで、その「死因事典」を電車内で読みふけってました。
正面のカップルの視線なんて気にしてられませんよ。
今日は部活を堪能しました・・・・・。
すごろく・・・・というか、人生ゲーム作りをしてました。
なんか、すごいことになってます。
完成が楽しみです!!
では、すっかり忘れていた小説をどうぞ。
−BLUE−
白ばかりの部屋。
それが嫌になって、図書館に逃げ込んだ。
「何か、お探しですか?」
「ああ、ちょっとな。」
俺がそういうと、邪魔しないようにという配慮だろうか、周りがいっせいに何処かへ行った。
・・・・・切ない。
とりあえず、一応来てしまった以上、何か借りていこう。
心惹かれるタイトルの本でもあればいいんだけど。
色とりどりな本を眺める。
その中で、ある一冊の本が目に留まった。
タイトルは『冬の物語』というもの。
けど、俺が惹かれたのはそのタイトルじゃない。
その本の色。
真冬の空のような青。
それは友人の瞳の色と、よく似ていた。
その色に惹かれて、本を手に取る。
ああ、でも彼の色はもっと・・・・・・。
「おい、そこ邪魔だ。」
聞き覚えのある不機嫌な声。
それと同時に背中に軽い衝撃。
普段よりもずっと小さいそれは、きっと本に対する配慮だろう。
振り返ると、そこには不機嫌そうな顔の友人。
「リィン!」
「そこどけ。俺が取りてぇ本があるんだよ。」
彼らしい台詞に苦笑して、そっと彼の瞳を覗いた。
その瞳は、この本よりも強い青。
空よりも強い青。
終わり。
じゃあ、こんな感じで。
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