ひと段落?
2006年2月9日とりあえず恐怖の共通テストは終了。
赤点じゃなければいいです。
何かすっごく小説書きたい気分です。
というわけで、何か書きます!
久々に幽白で!
『不思議な関係』
「飛影、また痴話喧嘩ですか?」
蔵馬はいつもどおり、からからと笑いながら人をおちょくってくる。
「五月蠅い。」
「はいはい。わかったから傷みせて。」
いくら言ってもまったく効果が無い。
そんなこととっくにわかっているはずなのに、何故わざわざ口に出してしまうのか。
小さくため息をつけば、どうかしたのか、などと白々しく訊いてくる。
お前が原因だ。
そんなこと、わかりきっているくせに。
「今度はどんなことで躯と喧嘩したんですか?」
「いう必要は無い。」
「そう。」
そう言ったきり、黙って治療を始めた。
やたらと話しかけてくるくせに、拒めば追求することは少ない。
変な奴だ。
そして、かなり性格が悪い奴だ。
「飛影、あなたが強くなったのは知ってますけど、死なないわけじゃないんだから、注意してくださいね。いくら躯が多少加減してくれてるとはいえ、すぐに来てくれないと。」
「ああ。」
「本当にわかってます?」
「ああ。」
「さっきから『ああ』ばかりですけど。」
「ああ。」
「それしか言えなくなったんですか?」
「そんなわけあるか。」
無駄話をしている間に治療は終わる。
痛みは残るものの、何とかなるだろう。
「傷が塞がるまでは動かないで下さいね。」
「・・・・・。」
俺の考えを見透かしたように釘を刺す。
「俺が素直に聞くと思うか?」
「思わない。でも、わざわざ俺の忠告を無視して怪我を悪化させてまたこっちに来る、なんて、あなただって嫌でしょう?」
口元はあくまでも笑みの形に。
それでも、目は笑っていなかった。
別に、飛影は俺のところに来る必要は無い。
百足にも、治療の心得くらいある人はいるだろう。
それでもわざわざ人間界まで来るのは、何故だかわからない。
それはきっと、彼自身にもわからないんだろう。
俺もどうしてわざわざ彼の治療をしているんだろう?
なんとなくほっとけない、としか言いようの無いんだけど。
まったくもって変な関係だ。
そんなことを思いながら、彼の出入り口である窓に目を向ける。
暗鬱とした雲の合間から、輝く月が覗いていた。
以上。
珍しくギャグではないです。
最後らへんはかなり適当でした。
蔵馬の台詞は難しいです。
敬語にしたいけど、敬語だけじゃ蔵馬じゃない。
その結果があのごちゃ混ぜな台詞。
飛影がわざわざ蔵馬のところに来る理由はご想像にお任せします。
では、今日はコレくらいで。
赤点じゃなければいいです。
何かすっごく小説書きたい気分です。
というわけで、何か書きます!
久々に幽白で!
『不思議な関係』
「飛影、また痴話喧嘩ですか?」
蔵馬はいつもどおり、からからと笑いながら人をおちょくってくる。
「五月蠅い。」
「はいはい。わかったから傷みせて。」
いくら言ってもまったく効果が無い。
そんなこととっくにわかっているはずなのに、何故わざわざ口に出してしまうのか。
小さくため息をつけば、どうかしたのか、などと白々しく訊いてくる。
お前が原因だ。
そんなこと、わかりきっているくせに。
「今度はどんなことで躯と喧嘩したんですか?」
「いう必要は無い。」
「そう。」
そう言ったきり、黙って治療を始めた。
やたらと話しかけてくるくせに、拒めば追求することは少ない。
変な奴だ。
そして、かなり性格が悪い奴だ。
「飛影、あなたが強くなったのは知ってますけど、死なないわけじゃないんだから、注意してくださいね。いくら躯が多少加減してくれてるとはいえ、すぐに来てくれないと。」
「ああ。」
「本当にわかってます?」
「ああ。」
「さっきから『ああ』ばかりですけど。」
「ああ。」
「それしか言えなくなったんですか?」
「そんなわけあるか。」
無駄話をしている間に治療は終わる。
痛みは残るものの、何とかなるだろう。
「傷が塞がるまでは動かないで下さいね。」
「・・・・・。」
俺の考えを見透かしたように釘を刺す。
「俺が素直に聞くと思うか?」
「思わない。でも、わざわざ俺の忠告を無視して怪我を悪化させてまたこっちに来る、なんて、あなただって嫌でしょう?」
口元はあくまでも笑みの形に。
それでも、目は笑っていなかった。
別に、飛影は俺のところに来る必要は無い。
百足にも、治療の心得くらいある人はいるだろう。
それでもわざわざ人間界まで来るのは、何故だかわからない。
それはきっと、彼自身にもわからないんだろう。
俺もどうしてわざわざ彼の治療をしているんだろう?
なんとなくほっとけない、としか言いようの無いんだけど。
まったくもって変な関係だ。
そんなことを思いながら、彼の出入り口である窓に目を向ける。
暗鬱とした雲の合間から、輝く月が覗いていた。
以上。
珍しくギャグではないです。
最後らへんはかなり適当でした。
蔵馬の台詞は難しいです。
敬語にしたいけど、敬語だけじゃ蔵馬じゃない。
その結果があのごちゃ混ぜな台詞。
飛影がわざわざ蔵馬のところに来る理由はご想像にお任せします。
では、今日はコレくらいで。
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