ぐた。

2006年7月4日
なんかもう、色々大変です。
とりあえず一番いろんな意味でやばいのは部活。
た、たくさん書こう・・・・・・。



今日はなんかやたら眠かった。
ヤバイなぁ。



では、今日はとりあえず接触の続きを。



『接触』第3話



髪を上のほうで二つで結った、割と活発そうな少女が、男か女か分からない美人とちらっと目を合わせてから、こちらを向いた。
「あたしは葵。この子は真理。よろしく。」
「よろしく。」
マモル、シンリ。
何となく不思議な名前だ。
「ライトだ。よろしく頼む。」
ライトは少し緊張しているようだ。
シンリは美人だし、マモルは、まだ小さいし。
シンリはライトたちと同じくらいだろう。
マモルは10歳くらいかな。
「俺はブライト。よろしくな。」
そう言って手を差し出すと、マモルはあっさり握手に応じた。
手を握って、驚いた。
小さな手は弱そうに見えたが、かなりしっかりしている。
その後に握ったシンリの方が折れそうに思えてしょうがないくらいだった。
「俺はリィンだ。」
「うわ、三人も覚えられるかな・・・・・。」
「イルは憶えたんだろう?」
「あんな美人さん、そうそう忘れない。ていうか、記憶喪失になっても意地でそれだけは記憶に残しときたい。」
いや、確かに神殿長は美人だけど、何もそこまで・・・・・。
女って分からないな。
「あ、リィンとライトって、歳いくつ?」
「15だけど・・・・・。」
ライトが素直に答え、リィンがため息をついた。
「大変不本意なことに、この馬鹿と同い年だ。」
「ば、馬鹿とはなんだ馬鹿とは!」
「知らないのか?遠い昔から、お前を表現する為に先人が生み出した言葉だ。」
「んなわけあるか!」
「ああ、そんなわけがないだろう。いくら愚かでも、お前如きのためにわざわざ新しい言葉を造る奴がいるわけない。」
リィンとライトの激しい掛け合い。
いつもどおりだ。
普段なら俺か神殿長が止めるまで続く、リィンのストレス解消兼ライトのストレス増加のイベントは、ある一言であっさりと幕を閉じた。
「あ、それじゃやっぱりあたし達と同い年だね。」
葵がぽん、と手を打った。
一瞬止まった頭を慌てて動かす。
いくら考えても、結論は同じだった。
「葵も15なのか・・・・・。」
「そう。色々あって・・・・・・・・ち、小さいから、よく間違われるけど。」
・・・・・どうやら、小さいことはかなり気にしているらしい。
あんまり、言わないほうが良さそうだ。
「それじゃ、早速行こうか。」
「はーい。」
「はい、神殿長。」
「ああ。」
「はいはい。」
とりあえず、目指すは遺跡・・・・・らしいけど、どこにあるんだったけな。



続く。



では、今日はコレにて。

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