小説書きたい。
2006年7月9日なんか何時も何時も言ってる気もしますが、小説書きたいです。
いや、今も日記で小説(というより小話っぽい)書いてますけど。
別の小説を書きたいんです。
で、問題なのが、その別の小説が一つじゃなく、かなり沢山あることです。
殆どはサイトに載せてないやつですけど。
とりあえずタイトルだけ挙げていくと、「契りの糸」「氷雨あきらの異世界旅行」「欠如(実はまだ題名未定)」「貴方へ捧げる鎮魂歌(レクイエム)」
あとは、サイトに載せれそうなのが、「懺悔」「追憶」の続きと過去編。
リィンとイルの馴れ初めとか。
書きたいのに文に出来ないもどかしさ。
あ、あと裏書きたい・・・・・折角18歳以上推奨、なものも書ける年齢になったし。
うあー書きたいー。
とりあえず、接触の続きを載せます。
『接触』第7話
リィンが本のページを見せてくれたが、あたしにはサッパリ分からない。
隣の真理を見てみると、はじめから諦めているようだ。
ブライトも早急に考えを放棄し、なんかナイフとかの手入れを始めた。
ライトだけが懸命に考えているが、多分、10年かかって一文でも正確に理解できたら奇跡だと思う。
短い付き合いだけど、何となくそう思ってしまった。
リィンが「馬鹿かお前ら。」と言いたげにため息をついた。
「ヒューラは、特殊な宝石の研究をしていたんだ。恐らく、これが秘宝とやらと関係があるんだろう。」
「宝石かぁ・・・・・確かに、秘宝っぽい。」
石といえば、ロマ○ガとか懐かしいなぁ。
「そういえば、特殊って言ってたけど、どう特殊なわけ?」
「触れずに物を動かす力があったらしいな。使用法はそれを持って念じることらしい。誰にでも扱えたわけではないらしいな。」
なんか、ますます秘宝って感じがする。
でも、アイツは何でそんな物が欲しいのだろう?
確かに面白いけど・・・・・別にモノを動かすくらいだったら動いて自分でやればいいのに。
「それで、これからはどう進めばいいんだ?ここにはその石はなさそうだし、先に進めそうな扉も無い。」
辺りを見ていたらしいライトが進言する。
確かに、あたしたちが来た道しかない。
さて、どうしたものか。
「いや、それは簡単だ。」
「ああ。」
「そうだね。」
ブライト、リィン、イルさんが続けざまに言う。
何処かの通気口から行けとか言わないよね。
そんなことを思ってる間に、ブライトが棚に近寄った。
そして、それを掴むと、横に動かし始めた。
「あ。」
RPGじゃよくあるパターンだ。
それでも、あたしは全く思いつかなかった。
現れた扉は壁と同じく石造りで、普通、日本でノブがあるよりも少しだけ高い位置に窪みがある。
何か色々掘り込まれてるけど、コレは単純に装飾っぽい。
それにしても・・・・・コレはどうやって開けるんだろう。
無難に押すのか、それとも引くのか。
もしかしたら、横かもしれない。
「っし、じゃとりあえず押してみるか。結構重そうだな。」
ブライトは軽く柔軟らしきことをしてから、扉に手をあてた。
そして、体重を乗せ、一気に押す。
けど、びくともしない。
それを見て、一息ついてから今度は窪みに手をかけて、扉を引いた。
それでも動かない。
「動かねぇ。」
「横は?」
「横?」
「あたしの住んでるところだと、横に引く戸もあるんだ。」
最近はあんまりない気もするけど。
ブライトはこくりと頷いて、横に動かそうとしたが、やっぱり動かない。
力不足ってことは無いだろう。
ブライトの体格であれだけやれば、完全とまではいかなくても少しくらいなら動くはずだし。
とすると、また仕掛け系かも。
リィンとイルさんが扉を調べた。
そして、リィンがあることに気づく。
「この扉、下のほうにも窪みがあるようだ。」
「え?」
覗き込んでみると、確かに下、それも床に物凄く近いところに、窪みがある。
それも、二つ。
なんなんだろう、これ。
「・・・・・もしや・・・・・・。」
「どうした?」
「・・・・・・・・この扉、上に上げるんじゃないか?」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・。」
黙って窪みを観察。
確かに、形状からして掴んで上に持ち上げるには丁度良さそうだ。
けど。
「石の扉を持ち上げるって、オイ。」
シャッターじゃあるまいし、と心の中でひっそりと付け足した。
続く。
では、今日はコレくらいで。
いや、今も日記で小説(というより小話っぽい)書いてますけど。
別の小説を書きたいんです。
で、問題なのが、その別の小説が一つじゃなく、かなり沢山あることです。
殆どはサイトに載せてないやつですけど。
とりあえずタイトルだけ挙げていくと、「契りの糸」「氷雨あきらの異世界旅行」「欠如(実はまだ題名未定)」「貴方へ捧げる鎮魂歌(レクイエム)」
あとは、サイトに載せれそうなのが、「懺悔」「追憶」の続きと過去編。
リィンとイルの馴れ初めとか。
書きたいのに文に出来ないもどかしさ。
あ、あと裏書きたい・・・・・折角18歳以上推奨、なものも書ける年齢になったし。
うあー書きたいー。
とりあえず、接触の続きを載せます。
『接触』第7話
リィンが本のページを見せてくれたが、あたしにはサッパリ分からない。
隣の真理を見てみると、はじめから諦めているようだ。
ブライトも早急に考えを放棄し、なんかナイフとかの手入れを始めた。
ライトだけが懸命に考えているが、多分、10年かかって一文でも正確に理解できたら奇跡だと思う。
短い付き合いだけど、何となくそう思ってしまった。
リィンが「馬鹿かお前ら。」と言いたげにため息をついた。
「ヒューラは、特殊な宝石の研究をしていたんだ。恐らく、これが秘宝とやらと関係があるんだろう。」
「宝石かぁ・・・・・確かに、秘宝っぽい。」
石といえば、ロマ○ガとか懐かしいなぁ。
「そういえば、特殊って言ってたけど、どう特殊なわけ?」
「触れずに物を動かす力があったらしいな。使用法はそれを持って念じることらしい。誰にでも扱えたわけではないらしいな。」
なんか、ますます秘宝って感じがする。
でも、アイツは何でそんな物が欲しいのだろう?
確かに面白いけど・・・・・別にモノを動かすくらいだったら動いて自分でやればいいのに。
「それで、これからはどう進めばいいんだ?ここにはその石はなさそうだし、先に進めそうな扉も無い。」
辺りを見ていたらしいライトが進言する。
確かに、あたしたちが来た道しかない。
さて、どうしたものか。
「いや、それは簡単だ。」
「ああ。」
「そうだね。」
ブライト、リィン、イルさんが続けざまに言う。
何処かの通気口から行けとか言わないよね。
そんなことを思ってる間に、ブライトが棚に近寄った。
そして、それを掴むと、横に動かし始めた。
「あ。」
RPGじゃよくあるパターンだ。
それでも、あたしは全く思いつかなかった。
現れた扉は壁と同じく石造りで、普通、日本でノブがあるよりも少しだけ高い位置に窪みがある。
何か色々掘り込まれてるけど、コレは単純に装飾っぽい。
それにしても・・・・・コレはどうやって開けるんだろう。
無難に押すのか、それとも引くのか。
もしかしたら、横かもしれない。
「っし、じゃとりあえず押してみるか。結構重そうだな。」
ブライトは軽く柔軟らしきことをしてから、扉に手をあてた。
そして、体重を乗せ、一気に押す。
けど、びくともしない。
それを見て、一息ついてから今度は窪みに手をかけて、扉を引いた。
それでも動かない。
「動かねぇ。」
「横は?」
「横?」
「あたしの住んでるところだと、横に引く戸もあるんだ。」
最近はあんまりない気もするけど。
ブライトはこくりと頷いて、横に動かそうとしたが、やっぱり動かない。
力不足ってことは無いだろう。
ブライトの体格であれだけやれば、完全とまではいかなくても少しくらいなら動くはずだし。
とすると、また仕掛け系かも。
リィンとイルさんが扉を調べた。
そして、リィンがあることに気づく。
「この扉、下のほうにも窪みがあるようだ。」
「え?」
覗き込んでみると、確かに下、それも床に物凄く近いところに、窪みがある。
それも、二つ。
なんなんだろう、これ。
「・・・・・もしや・・・・・・。」
「どうした?」
「・・・・・・・・この扉、上に上げるんじゃないか?」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・。」
黙って窪みを観察。
確かに、形状からして掴んで上に持ち上げるには丁度良さそうだ。
けど。
「石の扉を持ち上げるって、オイ。」
シャッターじゃあるまいし、と心の中でひっそりと付け足した。
続く。
では、今日はコレくらいで。
コメント