ふふふ・・・
2006年9月21日来週は予備校行かないようにしようと誓いを立てました。
そんな時間無い。
とりあえず、今日はとっとと小説に入ります。
『総てに捧げる叙情詩』
第二話
「とりあえず、噂の発信源が何処か、だね。」
「それは俺の方で一応調べてみる。それで、葵君に協力してもらいたい事がある。」
あぁやっぱり。
「何をしろってんだ、聖?」
「そう難しい事ではないけど・・・・・とりあえず、『時雨』と呼ぶか『聖』と呼ぶか統一してくれないか?」
「そんなもん気分次第だ。」
断言すると、二人は苦笑した。一回くらいあの余裕かました面をぶん殴ってやりたいと思う事も、無い訳じゃない。
「物騒な事は止めてくれ。・・・・・まぁ君に頼む事も、物騒と言えば物騒なんだけれども。」
「何?」
「率直に言えば、身辺警護のような事をして欲しい。」
「うん?・・・・・あぁ、そういうことか。」
相手が力ずくで来た時なら、二人よりもあたしの方が専門だ。でも。
「二人だってそれなりに喧嘩できるんじゃないか?」
「あくまで『それなりに』なんだよ。『魔法』を使えばどうにかならなくはないけど、他にも弊害起こしてしまったりするから出来れば避けたいんだ。」
「色々考えてるんだな・・・・・と言いたいところだけど、あたしだと相手が人間の場合、普通に傷害で訴えられかねないんだけど。」
「其処は俺達で何とかするから。」
「そういう問題じゃないっつーの。」
「正当防衛だからしょうがないって、ね?」
「『ね?』じゃない!まったく・・・・・まぁ一応二人も友達だから護ってもいいけど、できればやらなくて済むようにして。」
「うん、任せて。真理君は一緒に来る?」
「うん。葵。」
「何?・・・・・・あ、コレ?いいよ。」
板チョコが挟まったパン(購買の人気3位くらいのパン)を差し出すと、真理は静かに一口齧った。
「一口でいいの?」
「うん。」
「真理、もっと食べた方がいいんじゃないか?最近痩せ過ぎ。」
「食欲、無い。」
「夏バテ?・・・・・じゃないよな。真理、気温の変化には強い方だし。風邪・・・・・・でもないか。どうかした?」
「・・・・・。」
真理が沈黙する。ちらりと二人を見たから、恐らく二人の前だと言い難い話なのだろう。時雨になら既に知られている可能性もあると思うけど。
「で、ボディーガードは何時からやればいい?というか、ジュースくらい奢ってくれるのか?」
「今日の放課後からかな。報酬としては・・・・・・何か作ってあげよう。和洋中。レシピがあって材料が入手可能なら何でもいいよ。」
「よし、それならOK。」
商談は成立。真理も頷いてるから、多分それでいいんだろう。
それにしても、奇妙なことになってきた。この学校に通う事になった時点で色々可笑しかったのかもしれないけれど。
続く。
では、今日はコレにて失礼します。
そんな時間無い。
とりあえず、今日はとっとと小説に入ります。
『総てに捧げる叙情詩』
第二話
「とりあえず、噂の発信源が何処か、だね。」
「それは俺の方で一応調べてみる。それで、葵君に協力してもらいたい事がある。」
あぁやっぱり。
「何をしろってんだ、聖?」
「そう難しい事ではないけど・・・・・とりあえず、『時雨』と呼ぶか『聖』と呼ぶか統一してくれないか?」
「そんなもん気分次第だ。」
断言すると、二人は苦笑した。一回くらいあの余裕かました面をぶん殴ってやりたいと思う事も、無い訳じゃない。
「物騒な事は止めてくれ。・・・・・まぁ君に頼む事も、物騒と言えば物騒なんだけれども。」
「何?」
「率直に言えば、身辺警護のような事をして欲しい。」
「うん?・・・・・あぁ、そういうことか。」
相手が力ずくで来た時なら、二人よりもあたしの方が専門だ。でも。
「二人だってそれなりに喧嘩できるんじゃないか?」
「あくまで『それなりに』なんだよ。『魔法』を使えばどうにかならなくはないけど、他にも弊害起こしてしまったりするから出来れば避けたいんだ。」
「色々考えてるんだな・・・・・と言いたいところだけど、あたしだと相手が人間の場合、普通に傷害で訴えられかねないんだけど。」
「其処は俺達で何とかするから。」
「そういう問題じゃないっつーの。」
「正当防衛だからしょうがないって、ね?」
「『ね?』じゃない!まったく・・・・・まぁ一応二人も友達だから護ってもいいけど、できればやらなくて済むようにして。」
「うん、任せて。真理君は一緒に来る?」
「うん。葵。」
「何?・・・・・・あ、コレ?いいよ。」
板チョコが挟まったパン(購買の人気3位くらいのパン)を差し出すと、真理は静かに一口齧った。
「一口でいいの?」
「うん。」
「真理、もっと食べた方がいいんじゃないか?最近痩せ過ぎ。」
「食欲、無い。」
「夏バテ?・・・・・じゃないよな。真理、気温の変化には強い方だし。風邪・・・・・・でもないか。どうかした?」
「・・・・・。」
真理が沈黙する。ちらりと二人を見たから、恐らく二人の前だと言い難い話なのだろう。時雨になら既に知られている可能性もあると思うけど。
「で、ボディーガードは何時からやればいい?というか、ジュースくらい奢ってくれるのか?」
「今日の放課後からかな。報酬としては・・・・・・何か作ってあげよう。和洋中。レシピがあって材料が入手可能なら何でもいいよ。」
「よし、それならOK。」
商談は成立。真理も頷いてるから、多分それでいいんだろう。
それにしても、奇妙なことになってきた。この学校に通う事になった時点で色々可笑しかったのかもしれないけれど。
続く。
では、今日はコレにて失礼します。
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